広報啓発 大分県教育庁と大分県立芸術文化短期大学を訪問

 2022年10月24日、CODAは大分県教育庁教育デジタル改革室と大分県立芸術文化短期大学(芸文短大)をそれぞれ訪問し、大分県が実施する「地域連携プラットフォーム推進事業」や、その一環として学生たちが制作した著作権・海賊版に関する啓発動画について話をうかがいました。

 啓発動画は、芸文短大情報コミュニケーション学科の学生が高校生向けに制作したもので、「歌い手」や「スマホアプリ」などの話題を通じて、海賊版サイトや違法コンテンツを利用しないよう呼びかける内容のアニメーションとなっています。制作した学生の一人は、「高校生に海賊版などの違法コンテンツについて身近な問題として考えてもらえるよう、若者の視点で分かりやすい内容になるよう心がけた」と制作への想いを語りました。また情報モラル・知財教育を専門とされている、学生指導担当の野田佳邦准教授は、「分かりにくいネットの世界の事象について、デジタルネイティブの若年層に想像してもらうきっかけ作りは教育として意義がある」と話し、動画の活用に期待を寄せました。

 この事業を支援する大分県教育庁教育デジタル改革室からは、大分県内の産業界・地方公共団体・高等教育機関等の各事業協働機関が幅広く連携し、地域における課題の解決を図ることを目的とした「地域連携プラットフォーム推進事業」についてご紹介いただいたほか、今回の取り組みが県内の高校で情報モラル教育の一環として活用されることや、デジタル社会における情報モラルに係る学びの需要が学校現場で高まりを見せていること、それゆえ制作された動画は多くの学校、高校生にとって意義深いものであることなどをご説明いただきました。

野田ゼミ訪問の様子

当日は、CODAから海賊版サイトの現状とその対策などについて説明を行ったほか、海賊版について知ることの重要性などについて野田先生、学生と意見交換を行いました。詳細については今後CODAウェブサイトに掲載する予定です。
 CODAは今後も若年層のコンテンツとの関わりを見守りつつ、教育にも資する啓発活動を実施してまいります。この度ご紹介した啓発動画は下記よりご覧いただけます。

■ 動画:【大分県/情報モラル】”推し”は正しく応援しよう!【星野夜めま🌃🌙】
https://www.youtube.com/watch?v=6r5IXmsUeEY

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