2022年12月8日、自民党本部にて知的財産戦略調査会のデジタルコンテンツ戦略小委員会が開催され、CODAから後藤健郎代表理事と、CBEP(国際執行プロジェクト)リーガルディレクターの中島博之弁護士がヒアリング対象者として出席しました。
小委員会は、事務局長を務められる山田太郎先生の進行のもと、小林鷹之調査会長、山下貴司小委員長のあいさつで開会しました。
CODA後藤代表理事は、「国際連携・国際執行の強化について」と題し、複雑かつグローバル化する海賊版サイトと、格好のターゲットとなりつつある日本コンテンツの現状について説明し、ファスト映画や漫画BANKなど、CODAが行った具体的対策と成果について解説したほか、現在そして今後注力すべき事業等について意見を申し述べました。
中島弁護士は、「インターネット上の海賊版対策の成果と最新課題」と題し、CODAと協力して実施した対策のほか、出版社と実施している海賊版サイトの対策についても触れられたほか、違法アップロードに関する最新の課題についても解説を行い、官民連携の必要性を強調しました。
会議には、各省庁の皆さまや、議員の先生方など多くの出席者が集まり、国境を越えたインターネット上の海賊版サイト対策について熱心な議論が行われました。