昨今、中国で劇場上映中の日本映画の盗撮被害が多数確認されています。CODAは映画盗撮の防止を目的にCODA北京事務所公式WeChatアカウントから以下の注意喚起のメッセージを発信しました。
CODA事務所の公式WeChatアカウントより
https://mp.weixin.qq.com/s/BaOrpVNLB12gbFq3gDHL0Q
【日本語訳】
「劇場上映中の日本映画盗撮被害に関するCODAコメント」
昨今、劇場上映中の日本映画の盗撮被害が数多く確認されています。
映画を盗撮すること、そして盗撮した動画をSNS等のインターネット上へアップロードすることは、著作権侵害となる違法な行為であり、禁止されています。
これらの行為は、映画製作者に多大な損害を与えるだけでなく、コンテンツの創造サイクルを破壊することにも繋がります。映画製作者に正当な利益が還元されず、新しくより魅力的な作品を生み出すための投資が困難となってしまう場合があります。
劇場上映中の盗撮、そして盗撮した動画のアップロードはお控えください。また、違法にアップロードされた動画ではなく、正規上映の日本映画を楽しんでいただけますようお願いいたします。
一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構 (CODA)
なお、発信に際して「映画館に行こう!」実行委員会より「NO MORE映画泥棒」のポスター掲示についてご協力をいただきました。
■「映画館に行こう!」実行委員会
URL:https://www.eigakan.org/
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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲームなどの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。