2015年2月21日、インドネシア知的財産権総局(DGIPR)、日本国文化庁が主催するイベント「ほんと?ホント!フェア in インドネシア」 “SAY NO TO PIRACY – Copyrights Save Your Future -”をインドネシア共和国バンドン市にて開催しました。
「ほんと?ホント!フェア」は、日本国内での知的財産の保護と不正商品の排除・撲滅を目的とした広報啓発活動を展開している不正商品対策協議会(ACA)が、1987年より一般消費者を対象に開催している知的財産保護に関する啓発イベントです。
CODAではこれまで、中国の北京市と上海市、台湾・台北市、インドネシア・ジャカルタ市において「ほんと?ホント!フェア」の海外版を実施していますが、今年度はバンドン市にあるパジャジャラン大学において、初めて大学生及び教職員等をメインの対象とし、シンポジウム形式のイベントを実施しました。
当日は、昨年10月に改正されたインドネシアの著作権法について、実際に改正に携わったDGIPR知財専門チームのチェアマンから新たな著作権集中管理制度の導入や、ショッピングモール等において海賊版を販売していると知りながら店舗を提供している経営者に対する罰則規定など、ポイントを解説し、参加者は熱心に耳を傾け、Q&Aセッションではいくつも質問が飛び交うなど会場はヒートアップしました。
また、現地関連団体等を交えてのパネルディスカッション、「著作権○×クイズ」等のほか、正規品と模倣品の展示、日尼共同制作特撮ヒーロー番組 の新シリーズ「Satria Garuda BIMA-X(ガルーダの戦士 ビマ-エックス)」や日本コンテンツの上映、インドネシアの人気ロックバンドJ-Rocksのミニライブなど、会場の集まった約300人の参加者とともに、盛況のもとイベントを終了することができました。