広報啓発 マレーシアで初のトレーニングセミナーをクアラルンプールで開催

 2015年10月15日、マレーシアでは初めてとなる文化庁受託事業トレーニングセミナーを首都クアラルンプールのマレーシア知的財産公社(MyIPO:Intellectual Property Corporation of Malaysia)ボールルームで開催しました。
 今回のセミナーは、MyIPOの協力により開催され、日本側からは、在マレーシア日本大使館 一等書記官 黒沼一郎氏より「日本における著作権制度の概要」について、一般社団法人日本動画協会 著作権委員会委員上埜芳被氏(バンダイビジュアル株式会社)より「日本製アニメーションの魅力と権利者による侵害対応」について、CODA事務局 渡部より「CODAの著作権侵害対応」について、マレーシア側からは著作権侵害取締担当政府機関である国内取引・協同組合・消費者省(MDTCC:Ministry of Domestic Trade Cooperatives and Consumerism)アジーム・ビン・ナズリ氏より「マレーシアにおける著作権侵害とその対策」についてのプレゼンが行われました。
 当日はMDTCCの取締担当職員、MyIPO職員を始め、各地の警察官、警察の統括機関である内務省やコンテンツ業界関係者など119人の出席者が集まり、9:00~17:00過ぎにまで及ぶ長時間の開催にも関わらず、著作権侵害対策に関する講演に最後まで熱心に耳を傾けました。

マレーシア知的財産公社(MyIPO)
マレーシア 国内取引・協同組合・消費者省(MDTCC)(現:マレーシア国内取引・生活費省 MDTCL

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