2016年2月27日、CODAは「小学校教員のための著作権フォーラム」を文化庁とインドネシア知的財産総局(DGIP)の主催の下、インドネシアにて開催しました。
このフォーラムは、ジャカルタ郊外のベペカ・プナブル小学校において、同地域の4つの小学校から教員63人を含む92人が参加し開催されました。
当日、日本からは、文化庁長官官房国際課国際著作権専門官の小林謙仁氏、海外協力係主任の米岡亜依子氏が参加したほか、公益社団法人著作権情報センター(CRIC) 専務理事・事務局長の片田江邦彦氏が「日本における教員、児童生徒に対する著作権普及活動」についてプレゼンを行いました。
インドネシア側からは、インドネシア知的財産総局(DGIP)協力・知財推進局長 パラグタン・ルビス氏、同外務協力局次長アンドレアンサ氏 が「インドネシアにおける著作権法と小学生のための著作権教育」について、モーション・ピクチャーアソシエーション(MPA)インドネシア代表 ルスリ・エディ氏、インドネシア映画プロデューサー協会(APROFI)会長 シエラ・ティモシー氏が「映画業界における著作権侵害の影響とその対策」についてのプレゼンを行いました。
プレゼンの後に行われた質疑応答では、先生方から学校や授業での著作物の利用に関する具体的な質問が相次ぎ、1時間を超える活発な意見交換が行われました。
先生方からは、「児童らに指導するための知識が身に付けられた」など好評をいただき、今回のような著作権に関するフォーラムを頻繁に行ってほしいなどの要望が寄せられました。