一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)は、2018年9月10日、「IHC、CODAとの連携による不適切サイト対策に関する説明会」と題した会員向けセミナーを開催し、CODAの墳﨑隆之事務局長が登壇しました。
CODAとJIAAは、2018年2月より、「著作権に関する要警戒リスト」を共有し、著作権を侵害するサイトに広告が掲載されないようにする取り組みを開始しており、今回のセミナーでは、この具体的な内容などについて、JIAA会員社の実務担当者に対し、説明が行われたものです。
リストは、2018年6月より複数回にわたりJIAA会員社に提供されています。このうち、リストに記載された1サイトを7月5日から8月16日にかけてCODAが調査した結果、JIAA会員からのプラットフォーム経由の広告提供は0となり、非会員の1社のみが提供する状況となるなど、協力による効果が確認されています。
セミナー当日は、一般社団法人セーファーインターネット協会のインターネット・ホットラインセンター(IHC)より、わいせつ・薬物などの違法情報に関するリストについての説明もあわせて実施されたほか、その取り組み状況などについて、警察庁生活安全局からも説明が行われました。
セミナーにはJIAA会員約150名が参加するなど、注目の高さが伺われました。
・一般社団法人日本インタラクティブ広告協会(JIAA)
http://www.jiaa.org/
(2018年9月28日更新)