2023年3月9日から10日にかけて、CODA は台北を訪れ、内政部警政署刑事警察局(CIB)および内政部警政署保安警察第二総隊刑事警察大隊(IPR警察)を訪問し、これまでの日本コンテンツの権利侵害に関する捜査・摘発に対し、感謝楯を贈呈しました。
3月10日に訪問した刑事警察局では、CODAは日頃からその指揮下の電信偵査大隊にインターネット犯罪(ISD、違法アプリ、侵害サイトなど)の捜査で協力を得ており、今回はその監督機関である刑事警察局の李西河局長と面談し、感謝楯を贈呈しました。
贈呈にあたりCODA後藤代表理事は「多くの知的財産権侵害事件へのご尽力に感謝する。引き続きのお力添えにより日本コンテンツの保護がさらに強化される」と述べ、電信偵査大隊の活動成果に謝意を表すとともに今後の継続的な協力を依頼しました。
感謝楯を受けた李西河局長は、「過去の取締りは台湾の警察とCODAの協力のたまものである。今後も知的財産保護のために協力していきたい」と述べ、継続的な知的財産権保護活動の実施に理解を示されました。
3月9日に訪問したIPR警察では、2011年よりCODAの要請に基づいて日本コンテンツ専門の海賊版販売店の取締りを実施したのを皮切りにフィジカル侵害に対する摘発を積極的に進め、最近ではオンライン侵害についても積極的かつ効果的な摘発を実施してきました。
贈呈式には、翁士閔氏(IPR警察大隊長)にご出席いただき、贈呈にあたりCODA後藤代表理事は「多くの知的財産権侵害事件を摘発いただいたことに感謝する。引き続き日本コンテンツの保護にご協力いただきたい」とIPR警察への長年にわたる捜査・摘発に感謝を述べるとともに今後の継続的な協力を依頼しました。
感謝楯を受けた翁氏は、「今後ともCODAと協力し、増加するオンライン侵害に対し新たな知見や技術を動員して対処していきたい」と知的財産権保護活動への引き続きの熱意を述べられました。
CODAは、今後も台湾の取締機関との連携を強化し、現地における日本コンテンツ知的財産権保護のために効果的な侵害対策を実施してまいります。
なお、この活動は、経済産業省受託事業の一環として行われました。