2024年6月4日、中国から「JENESYS 2024」中国著作権業界関係者代表団29名がCODAに来訪し、著作権分野における相互理解促進のための交流会を実施しました。
「JENESYS 2024」(中国)は、外務省が推進する対日理解促進交流プログラムとして、中国の将来を担う青少年を対象に人材の招聘・派遣などを行い、日本への関心・理解・支持の拡大を目指し、日本と中国の友好関係をより一層深めること目的に開催されています。今回は「JENESYS 2024」(中国)の一環として、6月2日から8日までの日程で、「著作権保護」をテーマに首都版権協会および会員企業の著作権関連部門から青年等29名が招聘され、日中友好会館が実施し、CODAは実施協力を行いました。
CODAへの来訪当日、CODA会議室で開催された交流会には、CODAから後藤代表理事ほかが参加し、デジタル・オンライン時代における海賊版対策の問題や課題を中心に、CODAの各種事業の紹介を行いました。また、代表団からCODAに多くの質問が寄せられ、著作権保護や侵害対策に関する活発な意見が交わされるなど、これからの中国の著作権業界を担う若き代表団の方々の意見や関心事について情報を得る貴重な機会となりました。
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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。