2024年9月9日から2日間、中国の江西省景徳鎮市で国家版権局と世界知的所有権機関(WIPO)との共催による「2024国際著作権フォーラム(International Copyright Forum)」が開催され、国家版権局の王志成局長からCODA後藤健郎代表理事への招待を受けてCODAは本フォーラムに初めて参加しました。
本フォーラムは、中国と海外における交流と協力関係を強化し、相互理解を深めることを目的としており、2024年は、中国のほか日本、韓国、ベトナム、エジプト、ブラジル、イギリス、フランス、イタリア、ベルギー、レバノン、シンガポール、ケニア、ネパールなどの多くの国と地域から約300人のゲストが参加しました。
フォーラム開催中には、貴賓室においてCODA後藤代表理事と国家版権局版権管理局の湯兆志副局長との間で会談が実施されました。会談では、本年7月に日本において開催した中国版権協会とCODA共催の「2024日中著作権保護及び発展シンポジウム」についての振り返りのほか、両国のコンテンツ流通および知的財産権保護に関する議題について、今後に向けた前向きな意見が交わされました。
参考リリース:中国から国家版権局および版権協会訪日団がCODAに来訪「2024日中著作権保護及び発展シンポジウム」を開催
https://coda-cj.jp/news/2059/
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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。