お知らせ広報啓発 教育研究フェス「Tokyo Education Show」に参加!

 2024年10月12日(土)~13日(日)の2日間、東京学芸大学・小金井キャンパスで新しい学びを魅せる教育研究フェス「Tokyo Education Show 2024」が開催され、CODAは教育事業として展開する「10代のデジタルエチケット」プログラムなどに関する出展を行いました。
 また、12日には、全国の魅力的な教員や教育クリエイターによる授業プログラム「あたらしい公開研究会」において、YouTubeなどで活躍する教育系クリエイター・あきとんとん氏による「10代のデジタルエチケット」を教材として活用した公開授業が実施されました。

 「Tokyo Education Show」は、特定非営利活動法人教育の環と国立大学法人東京学芸大学との共同研究の一環として、「教育は楽しい!そしてかっこいい!」をテーマに、2023年から新しい教育の魅力を追求する目的で実施している教育の展覧会です。今回の「Tokyo Education Show 2024」にも数多くの方々に会場を訪れていただき、またオンラインからも多くの方々にご参加いただきました。

 CODAのブースでは、2023年から若年層に向けたコンテンツの正規流通と著作権侵害に関する本質的な理解促進を目的として提供している教育プログラム「10代のデジタルエチケット」、およびWEBラジオ番組「ようこそ☆コンクリ研へ!~部活でコンテンツをクリエイト♪~」に関する展示を行いました。教育関係者や高校生、大学生、親子連れの家族など多くの参加者にCODAブースを訪れていただき、知的財産権侵害に対する問題やデジタルエチケットの必要性に関心を示していただきました。

会場の様子
CODAブースの様子

 また、12日に行われた教育系クリエイター・あきとんとん氏による「10代のデジタルエチケット」を教材として活用した公開授業では、高校生や教員を目指す大学生などに参加いただきました。
 公開授業では、はじめに「著作権ってなに?」、「著作物ってなに?」などの問題に○×クイズを交えて解説が行われました。続いて、ファン心理から動画投稿サイトにファスト映画を投稿した高校生の行動と、その投稿により収益が激減し続編の制作ができなくなった映画監督トムさんの気持ちについて、それぞれの立場になって多角的に考えるグループワークが実施されました。
 授業の終わりには、参加者から「動画投稿サイトやSNSでの著作物の利用には、著作権の知識が必要だということを楽しく学べた」、「著作物には自由に使えるなどケースバイケースの場合も多く、プラットフォームなどのガイドラインをよく読むことも大事だと知った」という声が寄せられました。

あきとんとん氏による公開授業の様子①
あきとんとん氏による公開授業の様子②

 「Tokyo Education Show 2024」では、教育に関わるさまざまなステークホルダーが一堂に集結し、教育の未来をみんなで共創する場として、他にも革新的な教育実践や教育コンテンツを体験できる多彩なプログラムが数多く展開されました。

■ Tokyo Education Show 2024公式サイト
https://tokyoeducationshow.jp/

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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。

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