このたびCODAは、NFT利活用促進を目的とした啓発動画「NFTの現在地と将来性【増田弁護士がわかりやすく解説】」をCODA公式YouTubeチャンネルで配信開始しました。

動画URL:https://youtu.be/BW3Gxmf8lSI
出演:増田 雅史(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
田名部 真理(フリーアナウンサー)
監修:増田 雅史(森・濱田松本法律事務所 弁護士)
制作:株式会社メジロプランニング
企画:一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構
協力:経済産業省
本動画は、IT・フィンテック・知的財産に精通する増田雅史弁護士(※1:プロフィール参照)の監修のもと、企業や一般消費者などを対象に、現在のNFT(※2)の状況や今後のNFT利活用について理解を深めていただくことを目的に制作しました。
近年、ブロックチェーン(※3)技術の発展により、デジタル資産や権利をトークン(※4)化して取引することが可能となり、新たなコンテンツ販売・保有形態が生まれています。これに伴い、コンテンツ産業などにおけるNFTの利活用が注目され、一般消費者による取引も活発化しています。一方で、権利者ではない者による無許諾NFTの発行・販売が行われる事例もあり、正規NFTの販売機会の損失やマーケット全体の信頼性低下が懸念されています。
こうした状況を踏まえ、CODAはNFTの現況と課題の把握に努め、健全なNFT利活用を促進するため本動画を公開しました。
「NFTの現在地と将来性」では、増田弁護士にNFTに関する最新の状況や今後の展望について、以下のテーマに沿ってわかりやすく解説いただきました。NFTの利活用を検討している企業のみならず、NFT取引に関心のある一般の方々にもぜひご覧いただきたい内容となっています。ぜひ、CODA公式YouTubeチャンネルにてご視聴ください。
- NFTの特徴について
- NFTのコンテンツ
- NFT取引の注意点
- 偽NFTの実態
- 偽NFT対策
- NFTビジネスの注意点・法律的な問題
- NFTの今
また、増田弁護士監修のもと制作した「NFTに関する基礎知識」を学べるリーフレットと啓発WEBページもCODA公式ホームページにて公開中です。ぜひあわせてご覧いただけますと幸いです。

啓発WEBページURL:https://coda-cj.jp/enlightenment/nft/
リーフレットURLhttps://coda-cj.jp/wp/wp-content/uploads/2025/03/NFT_leaflet_CODA2025.pdf
※1:増田雅史弁護士プロフィール:
森・濱田松本法律事務所外国法共同事業 パートナー弁護士 / 一橋大学大学院 法学研究科 特任教授。IT・Fintech・知的財産を主要取扱分野とし、AI・Web3・メタバース等の先端領域において官民双方のルールメイキングにも参画。『新NFTの教科書』など著書多数
※2:NFT(Non-Fungible Token)。日本語では「非代替性トークン」と呼ばれ、一つ一つが異なるものとして発行することができるデジタルトークン
※3:暗号資産を扱う基盤技術として開発された、取引履歴をまとめた台帳のようなもの
※4:引換券や代用貨幣のこと
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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。