2025年5月1日から4日間、CODAはインド政府情報放送省の招待を受け、ムンバイのJio World Convention Centerで開催されたメディア&エンターテイメント業界の国際イベント「World Audio Visual & Entertainment Summit (WAVES 2025) 」に参加しました。
「WAVES 2025」は、映画、テレビ、出版、音楽、ラジオ、アニメーション、ゲーム、広告、SNSなど、インドのメディアおよびエンターテイメント業界全体の相乗効果の創出と発展を目的に開催されるイベントです。世界各国から業界関係者や専門家が集い、未来に向けた情報共有や意見交換を行う場として、業界内のさまざまな側面をテーマにした会議、セッション、展示、ワークショップなどが行われました。
5月3日には、「International rights holders’ perspectives on content protection strategies and synergies(CODA訳:権利者から見た国際的なコンテンツ保護戦略とその連携のあり方)」と題したパネルディスカッションが開催され、CODAから事業本部の大塚竜也副本部長(海外事業)が登壇しました。
パネルディスカッションでは、米国Asia Pacific Alliance for Creativity and Entertainment (ACE)の Mok Ho Fai氏(Vice President, Content Protection Legal)をモデレーターとして、デジタル・オンライン時代におけるコンテンツ保護や海賊版対策の課題について議論が展開されました。また、権利者間の連携を通じた共同エンフォースメントや国際連携の重要性など、海賊版対策における今後のグローバルな取り組みに向けた有意義な意見交換が行われました。
CODAは、今後も国境を越えて関係機関や団体と連携し、それぞれの叡智を結集してコンテンツ保護のための取り組みを推進してまいります。


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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。