2025年7月24日、CODAは中国出張時に、中国最大級のIT企業であるアリババグループからの招聘を受け、浙江省杭州市に所在する同社本社を表敬訪問しました。
当日は、CODAから後藤健郎代表理事をはじめ、北京事務所の朱根全首席代表など計6名が訪問し、アリババグループの創業から現在に至るまでの事業展開について説明を受けました。また、同社が運営する「タオバオ(淘宝)」などの中国国内のオンラインショップにおける不正商品の排除に向けた取り組みなどについて紹介を受けました。
近年、中国における日本発のコンテンツIPへの関心が高まる一方で、偽キャラクターグッズなどの権利侵害品の流通が課題となっています。こうした状況への対策において、CODAとアリババとの連携は極めて重要であるとの認識を共有し、今後の関係構築に向けた意見交換が行われました。
今回の訪問を通じて、CODAとアリババは今後も意見交換を継続していくことを確認し、相互理解を深める有意義な交流の機会となりました。

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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。