お知らせ 中国版権協会を訪問し意見交換会を実施

 2025年9月23日、CODAは中国・北京にて中国版権協会を訪問し、日中における知的財産保護強化のための連携に関する意見交換会を実施しました。 会合には、中国版権協会から杜賢副理事長兼秘書長、孫悦副理事長などがご出席くださいました。CODAからは後藤健郎代表理事、朱根全北京事務所首席代表などが参加しました。

 中国版権協会は、国家版権局の監督のもと1990年3月に設立された、中国における著作権分野を専門に取り扱う全国的な組織です。2010年以降、CODAと中国版権協会は知的財産権保護に関するトレーニングセミナーや啓発イベントを多数共催し、日中両国の相互理解とコンテンツ産業の健全な発展を促してきました。また、2023年には、「日中コンテンツに関する戦略的提携」として、両国における正規コンテンツ流通と著作権保護を目的にした覚書(MOU)を締結しています。

 意見交換会では、MOUのさらなる実施推進に向けた具体的な協議を行ったほか、来月予定している共催セミナーや、中国版権協会代表団の訪日についてなど、今後の知的財産権関連分野における交流・連携について幅広く意見が交わされました。本会合は、双方における協力関係の深化に資する重要な機会となりました。

 なお、この活動は、経済産業省受託事業の一環として行われました。

意見交換会集合写真

■中国版権協会 ホームページ
 https://www.csccn.org.cn

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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。

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