CODAとモーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)は、2014年3月20日に締結した、全世界に及ぶ現在のオンライン著作権侵害問題に対する新たな善処法の開発や共同での著作権保護活動の強化を目的とする公式同意書(MOU)の期間を2020年まで延長することに合意し、署名を行いました。
署名式は2018年4月23日、アメリカ・ラスベガスのシーザーズ・パレスで開催されていた映画会社及び映画興行会社によるコンベンション「CinemaCon 2018」の中で行われました。
今回は締結後2回目の更新で、MPAAの会長 兼 CEOにCharles Rivkin氏が就任されてからは初めての更新となりました。当日はRivkin氏のほか、アジア太平洋地域のMike Ellis代表、CODAの大塚竜也海外渉外担当部長が立ち合い、MPAコンテンツ保護国際本部長のJan van Voorn氏とCODAの後藤健郎代表理事が署名を行いました。
署名式の中で、CODAの後藤代表理事は、「益々と国境の概念がなくなるとともに権利侵害を助長するサービスが普及するなど、我々を取り巻くオンライン環境は厳しいものがある。しかしこういった時こそ、お互いに連携し、叡智を結集することが肝要である」と述べました。
この活動は、経済産業省受託事業の一環として行われました。
(2018年5月1日更新)