2018年8月30日、Googleでグローバルに著作権を担当するシニアカウンセルのセドリック・マナラ氏をはじめとするGoogleの担当者がCODAを訪問されました。CODAは、2014年11月より同社のTCRPパートナーとして、このプログラムを通じて日々大量に著作権侵害コンテンツの検索結果表示からの削除要請を継続的に行っています。
マラナ氏は、DMCA通知による削除要請が平均6時間以内で処理されているなどの状況や、それに伴う広告の停止など、同社が行うグローバ ルな著作権侵害対策の現状について詳しく説明されました。また、同じドメインに対する大量の削除通知の受信が、検索結果表示における当該ドメインの降格につながる「降格シグナル」等についても説明が行われました。
CODAは、TCRPを通じて多くの違法アップロードサイトが検索結果から削除されていることを報告するとともに、悪質な侵害サイトについてはトップページについても検索結果から削除できる仕組みについて説明を受け、改善を求めました。
両者は今後も定期的に協議を行い、より実用性のある対策を検討していくことで合意しました。
(2018年10月4日更新)