CODAは、フランスのマンガ・Webtoon関連団体であるAlliance for Manga and Webtoon(AMW)および、フランスの視聴覚・デジタル通信分野の規制を担う機関であるAutorité de Régulation de la Communication Audiovisuelle et Numérique(ARCOM)と、2026年4月1日、海賊版対策における協力関係の構築を目的に合意書(MOU)を締結しました。
本合意書の締結は、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)フランス共和国大統領の訪日に合わせて実施されたもので、同日、国立新美術館内で執り行われた署名式には、カトリーヌ・ぺガール(Catherine Pégard)フランス文化大臣が立ち会いました。
本合意書の締結により、CODAとAMWおよびARCOMは、それぞれの知見・経験を活かし、日本およびフランスにおける知的財産権保護の強化に向け、海賊版対策に関する情報共有と協力関係の構築を推進してまいります。


AMWは、2025年にフランスの大手マンガ配信プラットフォームMangas.ioの呼びかけにより設立された団体です。フランスのマンガ・Webtoon出版社や配信事業者などで構成され、同国のマンガ市場における正規流通の促進を目的に活動しています。
ARCOMは、2022年に設立されたフランスにおける視聴覚およびデジタル通信の規制を担う機関です。同国における正規コンテンツの流通促進や、海賊版対策を含むオンライン侵害対策などの役割を担っています。
近年、日本のマンガなどのコンテンツは、世界的な人気の高まりを背景に海外市場でも成長しています。一方で、海賊版サイトなどのオンライン上の権利侵害の拡大が深刻化しています。フランスは日本に次ぐ世界第2位のマンガ消費国とも言われており、海賊版対策における同国との連携強化は、日本コンテンツの保護と正規流通の促進において重要な意義を有します。
CODAは今後も、海外の関係機関や業界団体との連携を強化し、引き続き国際的なオンライン上の権利侵害対策およびコンテンツ保護のための取り組みに尽力してまいります。
なお、この活動は経済産業省受託事業の一環として行われました。


CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。