お知らせ 「関西知的財産セミナー」で特別講演

 2025年10月24日、大阪工業大学梅田キャンパスにて、同大学大学院知的財産研究科主催による「関西知的財産セミナー」が開催され、CODAの後藤健郎代表理事が特別講演を行いました。
本セミナーは、知的財産に関する学びの機会を広く学外に提供し、関西地域の知財関係者が自由に集い、交流できるプラットフォームを形成することを目的として開催されたものです。

 講演においてCODA後藤代表理事は、「海賊版問題~世界から狙われる日本コンテンツの現状と対策~」をテーマに、デジタル化・ネットワーク化の進展や高機能端末の世界的な普及により複雑化・深刻化する海賊版サイトによる日本コンテンツの被害状況を紹介しました。あわせて、CODAが2021年度より経済産業省の支援を受けて実施している国際執行プロジェクト(CBEP)や今年度から取組みを始めた偽キャラクターグッズ対策の成果や今後の課題についても発表しました。
 当日は、リアル会場とオンライン参加のハイブリッド形式により開催され、学内外から知財関係者や知的財産を学ぶ学生らが参加し、質疑応答では活発な意見交換が行われました。

特別講義の様子

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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲーム、出版などの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。

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