2023年7月5日、米国のモーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)より、カリン・テンプル氏(シニア・エグゼクティブ・バイスプレシデント兼グローバル・ジェネラル・カウンセル)、マイケル・シュレシンジャー氏(アジア太平洋地域バイスプレジデント兼リージョナル・リーガル・カウンセル)にCODAをご来訪いただきました。
MPA は映画、ホームビデオ、およびテレビ業界の代弁や提唱者としてグローバルに活動しており、そのメンバースタジオはWalt Disney Studios Motion Pictures; Netflix Studios, LLC; Paramount Pictures Corporation; Sony Pictures Entertainment Inc.; Universal City Studios LLC; and Warner Bros. Entertainment Inc.です。MPAは、クリエイティブ業界の発展、メンバースタジオのコンテンツの包括的な保護、創作者の創造的かつ芸術的な活動の自由の擁護、そして世界中の視聴者により多くの選択肢を提供可能とする革新的な配信モデルの促進のために、世界各地で活動しています。
CODAとMPAはアジア太平洋やそれら地域を超えて長年連携して海賊版対策を実施しています。これまでに数万件の取締りが行われ、逮捕者や海賊版の押収などで大きな成果を上げています。
また2014 年には、全世界に及ぶオンライン著作権侵害問題に対する新たな善処法の開発や共同での著作権保護活動の強化を目的に、公式同意書 (MOU) を締結し、以来10年間にわたり強力なパートナーシップを構築してきました。
会合にはCODAから後藤代表理事ほかが参加し、CODAとMPAの最近の活動や課題について情報共有を行いました。また、著作権保護活動について幅広く意見を交わし、CODAとMPAのより一層の連携を約束しました。
■CODA事業「共同エンフォースメント」について
https://coda-cj.jp/activity/enforcement/
■モーション・ピクチャー・アソシエーション(MPA)ホームページ
https://www.motionpictures.org/
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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲームなどの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。