2023年10月23日、CODA は宮城県警察本部と宮城県南三陸警察署を訪問し、5月17日に逮捕された、ガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」等アップローダーに関する捜査・摘発に対し、CODAおよび一般社団法人日本映像ソフト協会(JVA)連名の感謝状を贈呈しました。
本件では、YouTube を通じてゲームプレイ動画やアニメを権利者に無断でアップロードしていた男性1名が著作権法違反の疑いで逮捕され、9月7日、宮城県仙台地方裁判所で開かれた第二回公判において、懲役2年・執行猶予5年・罰金100万円の有罪判決が言い渡されています。男性は、権利者がガイドラインで禁止している内容や結末(ネタバレ)を含むゲームプレイ動画などの投稿により数多くのアクセスを集め、広告収益を不当に得ていました。
今回の摘発は、昨今問題視されているガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」投稿の、さらなる被害の拡大を防ぐための画期的な成果です。捜査員の皆さまの地道な捜査活動と摘発の成果に深く謝意を表します。
宮城県警察本部での贈呈式には、石崎生活環境課長にご出席いただき、CODA後藤代表理事から感謝状を贈呈しました。
宮城県南三陸警察署での贈呈式には、佐藤署長にご出席いただき、CODA後藤代表理事から感謝状を贈呈しました。
ガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」アップローダー摘発に関しては、多くの報道で詳細な記事が掲載されるなど大きな反響がありました。CODAは、今後も効果的な取締りが同様の違法アップロードの抑止につながるものと期待し、コンテンツが適正に保護される健全な正規流通促進のために尽力してまいります。
■ 参考リリース
「ガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」アップローダーを逮捕」
https://coda-cj.jp/news/1531/
■ 参考リリース
「ガイドライン違反の「ゲームプレイ動画」アップローダーに有罪判決」
https://coda-cj.jp/news/1657/
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CODAについて
CODA(一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構)は、2002年に日本コンテンツの海外展開の促進と海賊版対策を目的として、経済産業省と文化庁の呼びかけで設立されました。音楽、映画、アニメ、放送番組、ゲームなどの日本が誇るコンテンツは、日本の国際プレゼンス向上や経済成長の一翼を担っています。デジタル技術の普及が進む今日、巧妙化する著作権侵害から日本のコンテンツ産業を守り、その発展を図ることが一層重要になっています。その中でCODAは、国内外の関係政府機関、団体、企業と叡知を結集し、権利侵害への直接的、間接的な対策や広報啓発活動などに取り組むことで、オンラインを含めた海賊版の抑止や摘発に貢献しています。具体的な事業内容はhttps://coda-cj.jp/activity/から。