広報啓発 世界初!!日本・中国・韓国、3カ国による「知的財産を守ろう」協同キャンペーンを開始!!

 一般社団法人コンテンツ海外流通促進機構(CODA・島谷能成・後藤健郎代表理事)と経済産業省は、中国政府、韓国政府と協同して、それぞれの国で著名なキャラクターを起用して、「違法サイトは見ない!」、「海賊版は買わない!」、「偽キャラクターグッズは買わない!」といった知的財産の保護に関する世界初となる日中韓協同キャンペーンを3月24日より開始します。

■若年層向けコンテンツ
 日中韓三カ国が協同で実施するもので、日本からは「名探偵コナン」が、中国からは「大暴れ孫悟空」、韓国からは「ポンポン ポロロ」が起用され、「違法サイトは見ない!」、「海賊版は買わない!」、「偽キャラクターグッズは買わない!」というメッセージとともに、知的財産とコンテンツの未来を守るよう訴える内容のポスター、映像コンテンツをそれぞれ作成しました。

■大人向けコンテンツ
 名探偵コナンから「江戸川コナン」と「怪盗キッド」を起用し、中高生以上を対象とした大人向けのポスターと映像コンテンツも作成しました。「海賊版や違法サイトを見ない・買わないこと」がもっとも効果的な海賊版対策であることを訴えています。

■展開
 映像コンテンツは、3月24日からYouTubeをはじめとした各国の動画サイトの広告等で配信されるほか、東京ビッグサイトで開催されている「Anime Japan 2018」の会場でも上映いたします。
 今後、国内外のさまざまなイベント等で掲示・上映を行うほか、教育現場等への配布も予定しています。

■背景
 今回の三カ国協同のキャンペーンは、2017年6月に東京で開催された「第10回日中韓文化コンテンツ産業フォーラム」において「知的財産保護のための三カ国協同の広報・啓発事業を実施する」ことの合意を受け実現したものです。
 現在、権利者に無断で作品をアップロードする違法サイトなどの著作権侵害が世界中で問題視されており、日本においても著作権法の改正も含めその対策が急務とされています。
 国境を越えて行われる著作権侵害は、悪質化・巧妙化の一途をたどり、権利者に深刻な損害を与えています。しかし、子どもたちから大人まで広く皆さんが「海賊版や違法サイトを見ない・買わない」ことがこの問題のもっとも有効な解決策であり、映画・アニメ・漫画・音楽・放送番組・ゲームなどのコンテンツの未来への力強い支援となります。 

■主催
【日本】経済産業省・一般社団法人コンテンツ海外流通促進(CODA)
【中国】中華人民共和国国家版権局
【韓国】文化体育観光部

■後援・協力等
【日本】知的財産戦略本部、警察庁、総務省、文化庁

【中国】中国版権協会
【韓国】韓国著作権委員会、韓国著作権保護院、著作権海外振興協会

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